和装品の種類

ここでは最低限の必要アイテムをご紹介します。ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。

着流し姿に必要な和装品 

(※着物に帯を締めたのみの着物姿を「着流し」といいます)

着流し姿
着流し姿


【長着(ながぎ)】
 いわゆる着物本体のことです。最低これと帯があればきもの姿になれます。

【帯(おび)】
 角帯と兵児帯があります。オールマイティな角帯がお勧めです。

帯
角帯

【襦袢(じゅばん)】
 長着の下に着る下着です。長襦袢と半襦袢があります。

長襦袢


【和装肌着(わそうはだぎ)】
 肌襦袢、ステテコ、裾よけ、褌などがあります。洋装肌着は着崩れしやすいので純和装肌着をお勧めします。

和装肌着
(肌襦袢、ステテコ、足袋)

【足袋(たび)】
 つま先が割れたデザインは靴下よりも歩きやすく、慣れると癖になる履き心地です。
 男性は白足袋のほか、紺足袋や黒足袋がもっとも着姿が引き締まります。

白足袋
足袋

羽織姿(着流し姿+羽織)に必要な和装品

羽織
羽織姿

【羽織(はおり)】
 着物の上に着る羽織ものです。和装コートは別の和装品です。

夏羽織

【羽織紐(はおりひも)】
 羽織の前を止める実用品兼アクセサリーです。

羽織紐の一例

袴姿(着流し姿+袴)に必要な和装品

袴姿

【袴(はかま)】
 馬乗り袴が基本です。着けると着姿も機能性も一段とアップする人気アイテムです。

袴

羽織袴姿

 礼装が一般的ですが、普段着での組み合わせもあります
 中でも黒の紋付着物と羽織を合わせたものが最も格式の高い男性の着物姿です。

黒紋付羽織袴姿

▼外出時に必要なもの
【履物(はきもの)】
 雪駄、草履、下駄の種類があります。挿げた鼻緒は足に合わせて調整が必要です。

素材や仕立ての違いが中心となりますが、長着や袴、襦袢にも当然、夏もの、冬物の区別があります。
どんな和装品をどのように組み合わせて利用するかは自由ですが、基本となる上記の各パターンを抑えておきましょう。